電磁波による長期的健康影響?
世界中の数多くの国際研究機関が、低周波電界(場)・磁界(場)の作用とさまざまな慢性疾病との関係について研究・発表されています。これらの研究は、大学や官庁がさまざまな手法を駆使し、一部では数年にわたって実施したもので、警告を発する結果となっています。
多くの欧州の生命保険契約で電磁波リスクを除外するという動きがあるなか、英国では、電力会社が電磁波の影響による損害賠償訴訟免除の基金を設立しました。この意味でも、今後、この議題について、真剣に論じなければなりません。
多くの欧米の研究では、電磁波の継続作用によるガン発症リスク、特に子供の白血病と取り組んでおり、危険性が高いことが示されていて更なる研究が進められております。国際ガン研究機関(IARC)発ガン危険度のランクは、低周波交流磁界は、DDT、ホルムアルデヒド、ダイオキシンと同等レベルの「発ガン可能性ありのランク 物質B2」に指定されています。
また高周波電磁波も同様に人体に対する長期的な健康影響が懸念されています。
現代のハイテク社会において、電気は必要不可欠なものであり、電気は生活の利便性、快適性など現代の暮らしの豊かさに貢献しています。このような便利な社会の中で、目に見えない様々な強度の電磁波に曝されています。また、電源が切れていても、電界(場)は、住宅の壁の中の電線から放射されています。欧米では、いろいろな研究機関によって、低周波電磁場放射の生体への影響の調査研究が行われ、疫学的に、低周波電磁場は生体に何か影響を及ぼす可能性があるのでは、と考えられています。